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Mac OSXでシェルスクリプトをキーボードショートカットに登録する方法

March 28, 2013 at 02:50 AM | categories: mac, shell, tips |

automator

概要を以下にメモ

  1. Automatorを起動
  2. サービスを選択
  3. 右ペインの上部、「次の選択項目を受け取ります」を入力なしにする
  4. 左ペインからシェルスクリプトを実行をダブルクリック
  5. デフォルトでcatになっている内容を任意のシェルスクリプトにする
  6. 右上の実行ボタンからテスト
  7. 適当な名前をつけて保存して閉じる
  8. システム環境設定>キーボードを開く
  9. キーボードショートカットのタブを選択
  10. サービスを選択してさっき保存したautomatorの名前をみつける
  11. 好きなショートカットを設定する

参考: http://superuser.com/questions/45740/fast-user-switching-apple-menu/46308#46308

備考

  • 新規作成したworkflowは保存して閉じるまでシステム設定のキーボードショートカットの項目に反映されない
  • workflowは$HOME/Library/Services に保存される


hekyllのimpress.jsスライドを自動的にグリッド配置するjekyllプラグイン

March 26, 2013 at 08:37 PM | categories: jekyll, impress.js, ruby |

hekyllimpress.jsjekyllテンプレのようなものだけど、スライドの位置を個別に指定する必要があってめんどうだったので適当なグリッドに配置するプラグインを書いた。

jekyllのプラグインについて

https://github.com/mojombo/jekyll/wiki/Pluginsに必要なことは大体書いてある。

jekyllのディレクトリに_pluginsディレクトリを作り、その中に*.rbをおいておけば自動的にロードされる。 プラグインの種類はおおまかに以下の4通り。サンプルは本家wikiにあるのでメモもかねて概要だけ。

  • Generators
    • カテゴリ別とか期間別といった任意のルールでページを生成する
  • Converters
    • hamlとかjsonとかのフォーマット変換をする
  • Tags
    • liquidテンプレートエンジンのタグを追加する
    • たとえば、{{ your_tag }} というタグをつかいたければ、Liquid::Tagを継承したクラスをつくって、Liquid::Template.register_tag('your_tag', Jekyll::YourTag) などとする
  • Filters
    • liquidのフィルタを追加する
    • フィルタとはいいつつどんな関数でも登録できる
    • 適当にモジュールをつくって、Liquid::Template.register_filter(Jekyll::YourModule)とすると、{{ 'arg' | your_filter }} のようにして呼びだせる

ソース

wikiで説明されているpluginの書き方を踏まえた上で、それを完全に無視する方法で実装した。 Postクラスを拡張してhekyllにあうようにliquidに渡すデータを上書きしてるだけ。

もっといい方法はあると思う。

def once(tag)
  unless (@__once_executed__ ||= []).include? tag
    yield
    @__once_executed__ << tag
  end
end

module Jekyll
  class Post

    def grid_position
      pos = @site.posts.index(self)
      siz = Math::sqrt(@site.posts.size).ceil
      {
        "x" => 1000 * (pos % siz),
        "y" => 1000 * (pos / siz),
      }
    end

    once(:redefine_to_liquid) do
      alias __old_to_liquid to_liquid
      def to_liquid

        dat = self.data["data"]

        if dat.nil?
          self.data["data"] = self.grid_position
        end
        __old_to_liquid
      end
    end

  end
end

https://gist.github.com/taksatou/5244991

まとめ

impress.jsをつかっておいて単なるグリッドというのもどうかとは思いますが、位置決めをする部分をかえればなんとでもなるのでひまなときにがんばればいいと思います



pythonのswigエクステンションからdebian packageをつくる手順メモ

February 27, 2013 at 11:46 PM | categories: python, debian, linux |

debian

注: 以下は古めの環境(Lenny or Squeeze)と古めのpython (2.5 or 2.6)をターゲットにしたときの手順なので、最新の環境では別な方法があるかもしれません。

目次

1. 必要なパッケージをインストール

  • python-setuptools
  • python-all-dev
  • python-support
  • python-stdeb
  • swig
  • debhelper
  • devscripts
  • dh_make

たぶんこれだけあれば大丈夫。(python-supportはdeprecatedらしいけどここでは無視)

2. setup.pyをかく

apt-get source python-xxxで適当なパッケージのソースをダウンロードして参考にするとよい

以下例

#!/usr/bin/python

from setuptools import setup, Extension

__version__ = "0.0.1"

setup(name         = "yourext",
      version      = __version__,
      author       = "Your Name",
      author_email = "yourname@example.com,
      url          = "http://example.com/python-yourext",
      download_url = "http://example.com/python-yourext-%s.tgz" % __version__,
      description  = "yourext client library for python",
      long_description = open('README.md').read(),
      license      = "LGPL",
      platforms    = ["Platform Independent"],
      classifiers  = [
        "Development Status :: 5 - Production/Stable",
        "Intended Audience :: Developers",
        "License :: OSI Approved :: GNU Library or Lesser General Public License (LGPL)",
        "Operating System :: OS Independent",
        "Programming Language :: Python",
        "Topic :: Software Development :: Libraries :: Python Modules"
      ],
      ext_modules  = [
        Extension(name='yourext',
                  sources=['path_to_swig/yourext.i'],
                  include_dirs=['path_to_lib/include'],
                  library_dirs=['path_to_lib/lib'],
                  libraries=['yourlibrary'],
                  define_macros=[(FOO_BAR, 123), (DEBUG, None)],
                  extra_compile_args=['-std=gnu99', '-Wextra'],
                  )
      ],
      py_modules = ['pure_python_module_name', 'foo.bar'],
      include_dirs = [''],
)
  • ext_modulesの中にExtensionをかく
    • Extension.sources にはswigの定義ファイルを直接指定できる
    • Extension.include_dirs, Extension.library_dirs, Extension.librariesはそれぞれgccでいう-I, -L, -lの値
    • Extension.define_macrosはタプルで渡す。上の例だと -DFOO_BAR=123 -DDEBUG の意味
    • Extension.extra_compile_args はその他のコンパイルオプション
  • platforms, classifiersの内容はpython-cjsonあたりからコピーした
  • pure pythonの部分はpy_modulesにモジュール名を列挙する。パスではない
  • swigが生成した.pyファイルをpy_modulesに含める汎用的な方法は見つからなかった。(必要な場合はスクリプトでinclude_dirsにコピーすることで対応できる)

3. ビルド確認

以下コマンドでpython extのビルドを確認する。成功すると、buildディレクトリ以下に共有ライブラリが生成される

python setup.py build

4. debianizeする

以下コマンドでdebianパッケージに必要なファイルを生成する。このときegg-info等も生成される

python setup.py --command-package=stdeb.command debianize --force-buildsystem=True

5. debをつくる

debuild -uc -us

-uc -usは署名を省略するためのオプション。

成功すると、親ディレクトリにdebファイルができてるはず

その他ツール等

  • dupload: リポジトリにアップロードするためのもの
  • dlocate: dlocate -S filename のようにすればそのファイルを含むパッケージを調べることができる
  • cdbs: debianパッケージを作成するための別なやりかた(?)。 ちゃんとしらべてない


The P Convention

February 24, 2013 at 02:42 PM | categories: lisp, programming |

lisp

Lispには'p'という接尾辞がつく名前の関数があるが、この'p'はpredicateのこと。

The -P Convention

ところが、HaskellやOCamlにも'p'という接尾辞がつく関数があって、そちらはprimeの意味で使うらしい。 シングルクオート(ダッシュ)記号は英語だとprimeというので、例えばfoo'という名前の関数はfooという名前のヘルパー関数的なもの、ということになる。

“foop”: a naming convention? It's a helper recursive function for “foo”; what does the suffix “p” mean?

ちなみに、OCamlだとシングルクオートが識別子につかえるのでfoo'という名前の関数も結構あるらしい。

まぎらわしい、かと思ったけど使う文脈が違うし意外とそうでもないか。



telnetでメールを送信する方法

February 23, 2013 at 06:17 PM | categories: postfix, tips, smtp |

lisp

何回やってもpostfixの設定の仕方を覚えられないので、今更ながら最低限のプロトコルを理解するためにtelnetからsmtpでメールを送信してみようと思い立ちました。

以下は自分のgmailアドレスにtelnetでメールしてみたときの個人的な手順メモです。

手順

1. 該当メールアドレスのMXレコードを調べる

普通のメールアドレスの@以下はドメイン名になっている場合がほとんどですが、DNSのAレコードに登録されているのはホスト名なのでメールサービスを提供しているホスト名を調べる必要があります。そのときに使うのがMXレコードで、nslookupでも以下のようにして調べることができます。

% nslookup -type=mx gmail.com
Server:         192.168.1.1
Address:        192.168.1.1#53

Non-authoritative answer:
gmail.com       mail exchanger = 5 gmail-smtp-in.l.google.com.
gmail.com       mail exchanger = 10 alt1.gmail-smtp-in.l.google.com.
gmail.com       mail exchanger = 20 alt2.gmail-smtp-in.l.google.com.
gmail.com       mail exchanger = 30 alt3.gmail-smtp-in.l.google.com.
gmail.com       mail exchanger = 40 alt4.gmail-smtp-in.l.google.com.

Authoritative answers can be found from:

複数のホストが優先度をつけて登録されているので、この場合は gmail-smtp-in.l.google.com を使えばいいということになるみたいです。

2. telnetで25番ポートに接続してsmtpを話す

smtpはテキストベースのプロトコルなのでtelnetからそのままサーバとやりとりできます。 smtpプロトコルの詳細は省略しますが、最低限必要なコマンドは以下の5つだけ。

  • HELO - 通信開始
  • MAIL FROM - 送信元メールアドレス。ドメインのIPと送信元のIPが一致している必要がある。dynamic DNSのドメイン名でも大丈夫。ユーザ名部分は実際に存在しなくてもよい(その場合は返信を受けとれない) smtpサーバ側次第。postfixの設定によっては任意に設定できる。
  • RCPT TO - 送信先メールアドレス
  • DATA - メール本体の開始。'.'(ピリオド)だけの行で本文終了。本文のFromとToはなんでもよい。普通のメーラのfromやtoで表示されるのはここの情報
  • QUIT - 通信終了
% telnet gmail-smtp-in.l.google.com 25
Trying 173.194.79.26...
Connected to gmail-smtp-in.l.google.com.
Escape character is '^]'.
220 mx.google.com ESMTP k8si26817952pax.291 - gsmtp
HELO
250 mx.google.com at your service
MAIL FROM:<username@yourhostname>
250 2.1.0 OK k8si26817952pax.291 - gsmtp
RCPT TO:<username@gmail.com>
250 2.1.5 OK k8si26817952pax.291 - gsmtp
DATA
354  Go ahead k8si26817952pax.291 - gsmtp
Subject: xxx
From: yyy
To: zzz

.
250 2.0.0 OK 1361347877 k8si26817952pax.291 - gsmtp
QUIT
221 2.0.0 closing connection k8si26817952pax.291 - gsmtp
Connection closed by foreign host.

3. メールの確認

gmail上でメールがきているか確認します。DATA部分を適当に書くとスパム判定されてしまいますが一応届くはず。

postfixの設定メモ

上記は直接gmailのsmtpサーバで送信しましたが、mailコマンドからローカルのpostfix経由で送るにはpostfixを適切に設定する必要があります。

MAIL FROMのドメイン部分を省略した場合は、myoriginの値になった MAIL FROMで使われるのはmyoriginの値になるようなので、送信だけでよいのであればmyoriginのIPが送信元のグローバルIPに一致するように設定しさえすればよいということですかね。

ちなみに、debianのaptからpostfixを「ローカルのみ」の設定でインストールしてしまうと、デフォルトのmain.cfにリレーしない設定になっているので、main.cfを以下のようにコメントアウト。

# default_transport = error
# relay_transport = error

あと、sakura vpsのお試し期間中はメール送信できない仕様なので、sakura vpsで試す際は注意。

http://vps.sakura.ad.jp/terms.html



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