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telnetでメールを送信する方法

February 23, 2013 at 06:17 PM | categories: postfix, tips, smtp |

lisp

何回やってもpostfixの設定の仕方を覚えられないので、今更ながら最低限のプロトコルを理解するためにtelnetからsmtpでメールを送信してみようと思い立ちました。

以下は自分のgmailアドレスにtelnetでメールしてみたときの個人的な手順メモです。

手順

1. 該当メールアドレスのMXレコードを調べる

普通のメールアドレスの@以下はドメイン名になっている場合がほとんどですが、DNSのAレコードに登録されているのはホスト名なのでメールサービスを提供しているホスト名を調べる必要があります。そのときに使うのがMXレコードで、nslookupでも以下のようにして調べることができます。

% nslookup -type=mx gmail.com
Server:         192.168.1.1
Address:        192.168.1.1#53

Non-authoritative answer:
gmail.com       mail exchanger = 5 gmail-smtp-in.l.google.com.
gmail.com       mail exchanger = 10 alt1.gmail-smtp-in.l.google.com.
gmail.com       mail exchanger = 20 alt2.gmail-smtp-in.l.google.com.
gmail.com       mail exchanger = 30 alt3.gmail-smtp-in.l.google.com.
gmail.com       mail exchanger = 40 alt4.gmail-smtp-in.l.google.com.

Authoritative answers can be found from:

複数のホストが優先度をつけて登録されているので、この場合は gmail-smtp-in.l.google.com を使えばいいということになるみたいです。

2. telnetで25番ポートに接続してsmtpを話す

smtpはテキストベースのプロトコルなのでtelnetからそのままサーバとやりとりできます。 smtpプロトコルの詳細は省略しますが、最低限必要なコマンドは以下の5つだけ。

  • HELO - 通信開始
  • MAIL FROM - 送信元メールアドレス。ドメインのIPと送信元のIPが一致している必要がある。dynamic DNSのドメイン名でも大丈夫。ユーザ名部分は実際に存在しなくてもよい(その場合は返信を受けとれない) smtpサーバ側次第。postfixの設定によっては任意に設定できる。
  • RCPT TO - 送信先メールアドレス
  • DATA - メール本体の開始。'.'(ピリオド)だけの行で本文終了。本文のFromとToはなんでもよい。普通のメーラのfromやtoで表示されるのはここの情報
  • QUIT - 通信終了
% telnet gmail-smtp-in.l.google.com 25
Trying 173.194.79.26...
Connected to gmail-smtp-in.l.google.com.
Escape character is '^]'.
220 mx.google.com ESMTP k8si26817952pax.291 - gsmtp
HELO
250 mx.google.com at your service
MAIL FROM:<username@yourhostname>
250 2.1.0 OK k8si26817952pax.291 - gsmtp
RCPT TO:<username@gmail.com>
250 2.1.5 OK k8si26817952pax.291 - gsmtp
DATA
354  Go ahead k8si26817952pax.291 - gsmtp
Subject: xxx
From: yyy
To: zzz

.
250 2.0.0 OK 1361347877 k8si26817952pax.291 - gsmtp
QUIT
221 2.0.0 closing connection k8si26817952pax.291 - gsmtp
Connection closed by foreign host.

3. メールの確認

gmail上でメールがきているか確認します。DATA部分を適当に書くとスパム判定されてしまいますが一応届くはず。

postfixの設定メモ

上記は直接gmailのsmtpサーバで送信しましたが、mailコマンドからローカルのpostfix経由で送るにはpostfixを適切に設定する必要があります。

MAIL FROMのドメイン部分を省略した場合は、myoriginの値になった MAIL FROMで使われるのはmyoriginの値になるようなので、送信だけでよいのであればmyoriginのIPが送信元のグローバルIPに一致するように設定しさえすればよいということですかね。

ちなみに、debianのaptからpostfixを「ローカルのみ」の設定でインストールしてしまうと、デフォルトのmain.cfにリレーしない設定になっているので、main.cfを以下のようにコメントアウト。

# default_transport = error
# relay_transport = error

あと、sakura vpsのお試し期間中はメール送信できない仕様なので、sakura vpsで試す際は注意。

http://vps.sakura.ad.jp/terms.html


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